2025/07/29

関東地方も梅雨明けしましたーーー
さぁ暑い暑い夏が始まりましたね。
そりゃぁエアコンの効いた室内で、のんびり過ごす休日なんてサイコウですが、
アクティブなボートアングラーである皆さんは、
やっぱり大海原を目指す休日、洋上で過ごす休日を求められることと思います。
海面のきらめきに目を細めながら、狙った獲物を釣らんばかりに神経を竿先に集中します。
ややオーバーヒート気味になった身体を海風がやさしく冷ましてくれる。
冷たい飲み物でのどを潤していると、突然アタリがーーーッ。
そして再び全身がアツくなるーーーーー!
思わずそんな場面を想像しちゃいます。
土用の丑の日と重なった19日(土)は
朝からギンギンと太陽が地面海面を照らしまくり、真夏全開となりました。
ただ、、、、、
やっぱり暑すぎたのでしょうか。
出船はわずかに3艇。
、、、、そうなんですよ。
いかに風通しのいい海の上といえど、
「もうこれはガマン大会だね」というあっぢっぢコンディションに、
出控えるご利用者も少なくなかったようでした。
昼前に早々に帰港されたご利用者は、
「いや~~メチャメチャ暑いのと、ザワつく海面に耐えられませーーん!」
普段は時間いっぱいまでガンバルご利用者も、13時過ぎにギブアップ?されるほどで、
14時にはすべての艇が帰港を終えられました。
この日の釣果は40センチオーバーのアジ。
またサバの猛攻があったようで、おかずの分だけ持ち帰り、
残りはリリースという状況だったようです。
小アジ小イワシも釣れたそうですが、
泳がせ釣りを目論んだものの、フグの猛チャージに難儀されたそうでした。

アジは夏が旬、出船の甲斐がありました
20日(日)はまさかの朝から風あり波ありコンディションで、
前日に係留された艇も出船を断念されました。
決してシケた海な訳ではなく、
秋谷清四郎丸さんは元気に遊漁船活動をされておりましたが、
わずか20フィート程度の当保管艇には少々きびしいコンディションといえる海でした。
日曜とあってせっかくご来場いただくも、キャンセルされる方が続出となりました。
がんばって1艇が出船されましたが、
沖に白波が目立ち始めた11時ごろには帰港される状況でした。
安全第一に考慮された船長さんの正しい判断だったと思います。
おそらく釣行に集中している時間はほとんど無かったと思われますが、
そんな中、イトヨリ君を仕留めてきたのは、さすがでした。

ソコイトヨリ お腹の黄色いラインが鮮やか
21日(月)「海の日」も前日同様に風波ありでザワザワした海況でした。
前日係留艇が出船されましたが、防波堤を出たとたんに船が大きく揺れて、
ロデオのような状態になってしまいました。
釣り目的ではなかったので、海風を満喫したら帰港されました。
また海の様子をみて出船をキャンセルされた別のご利用者は、
保管場所の艇の上で海風を全身に受けながら、ゲストさんと語らい、
しばしの休日を楽しまれたようでした。
いいですねーー♪
出船されなくても、出船された気分になりますね。
この日の釣行出船は1艇、機種はヤマハSRX。
SRXといえどさすがに遠くへは行かれなかったそうで、3キロほど沖合での釣行でした。
獲物はやはりイトヨリ君、それ以外はサバフグワールドだったそうです。
イトヨリ君て、刺身や煮付けももちろん美味しいのですが、
ソテーやムニエルなど洋風仕立てがべリーグッ!ですねー
揺れるコンディションの中、お疲れさまでした。
よほど危険性を感じる海でない限り、
またクレーン作業の規約に背くような気象条件でない限り、出船NGには致しませんが、
ひとつ言えるのは、
「本当に自分の船で、また技量でその海に繰りだして大丈夫なのか?楽しい休日が過ごせるのか?」
ということを自問自答して頂きたいのです。
(警報レベルのコンディションでは、さすがに出船禁止とさせて頂いておりますが)
注意報はある一定の基準による気象庁の発表なので、出船されるされないは、
当該船船長にその判断をゆだねております。
多少のアドバイスはさせて頂いておりますが、
最終的に出船を決めるのは、船長さんです。
ただし船長さんには、自身の命ももちろんですが、
大切なゲストさんの命をお預かりしている、ということを忘れないで頂きたいのです。
、、、、あ、 でも多少荒れた海で、己のスキルを磨くのも大事ですかね。
べた凪の海ばかりじゃぁいつまでたっても上手にならないし、
何事も経験を重ねてベテランの域に達する訳ですから、
無理のない範囲で出船してくださいね。