台風通過

せっかくのお盆ウィークが台風にしてやられました。
狙いすましたように２つの台風が相次いで日本の前と後ろ（中も）を通ったため、
日本列島は長い期間、大雨と暴風、高波に見舞われました。
特に９号は九州、広島に上陸した後、温帯低気圧に変わったものの、再び勢力を強めて日本海から佐渡沖を通って東北地方を横断した形になり、各地に被害をもたらしました。
９８０台と決して強大な台風ではありませんでしたが、進路の右半円に位置した三浦半島は荒れに荒れ、波高５メートルの予報が出るほどでした。
当然のことながら漁港は閉鎖させていただき、台風対策しながら警戒しました。
幸い、目立った被害は確認されませんでしたが、今回はちょっと怖かったです。
台風の進路と規模を、少々甘くみました。申し訳ありません。
台風は台風、温帯低気圧に変わっても、やはり台風だということを、あらためて認識させられました。
今後も頻繁に発生すると思われるので、今一度、気を引き締めて対策にあたりたいと思います。

ところで、６月から７月にかけて、防波堤の波消しブロックが積み増しされましたが、
、、、、いや～～すごいですね、波消しブロックの効果は。
波消しブロックというだけあって、入れ替わり立ち替わり押しよせる高波を、ことごとく打ち消して行きました。
「なんだ、もっと早くから積んでいれば、心配のタネも半減されたのに、、、」という声があちらこちらから。
「漁港なのに安心して係留できないって、どういう港だよ！」という漁師さんの声も。

波消しブロックは偉大でした。
しかし、、、積み増しされていない箇所は、、、
積み増しが途切れてから駐車場までの岸壁は、そりゃあもう見ていられないくらいに高波の直撃を受けて、
思わず「ギブミ―ブロック！モアモアブロック！」と、心の中で叫んでしまいました。

ブロックの有無で違いがはっきりと

高潮で冠水しました