備えあれば

出船を前に各部の点検。
とても重要なことですし、当たり前のことです。

13日の日曜日、出港を前に船外機を見つめて難しい表情のご利用者。
「いや、実は先週の出船中にエンストしちゃったんですよ。でもすぐにかかって事なきを得たんだけど、、、」
燃料系のトラブルが考えられたようで、プライミングポンプの状況がよくなかったそうです。
「ポンプと燃料ホースは一年くらい前に新調したんですけど、、、」
うーーーーーん、不安を抱えたままの出船は躊躇われますよね。
ジョイントからホースキットをはずし入念に点検されたところ、
「あ、、、」
ジョイント部によーーーーく見ないとわからないくらいのクラックが、、、
おそらく、ここからエアーを噛んで、燃料の供給が不十分になったのだと思われます。
ホースのわずかな亀裂やジョイント部のひび割れなど、
そんな些細な劣化でトラブルは起きちゃうんですね。
前回の交換時ではジョイント部は異常のないように見えたので、スルーされたとのことでした。
しかし潮風や紫外線にさらされているボートは、想像以上にダメージを受けるのですね。
事前点検はもちろん重要なことですが、
日頃のマイボートの状態を把握することは、より大切だ、ということを
知らしめてくれる案件でした。

そして、さすがというか、素晴らしかったのは、
「予備パーツがあるから、今回はジョイント部とセットで交換します。」
絶好調に戻りましたーーーーー

「備え」大切ですね。